本記事では、こんな悩みを解決する、時代に逆行した解決策をまとめます。
本記事の内容(押すとジャンプします)
本心はオススメしない
人間関係が不安でたまらないスタートダッシュで失敗したくない、そんな人のみ見ていってください。
わたしは本記事で紹介する解決策を1つ以外実践しました。
人間関係は1年目壊滅的でしたが、2年目以降は人間関係において最高に働きやすくなりました。
そんなわたしから一言、オススメはしません。
筆者の紹介
簡単にわたしの経歴を書いておきます。
ゆとりんり:
新卒で倍率100倍の民間企業に就職後、教員に転職
教員採用試験の採用枠1枠に1発合格(働きながらの完全独学)
県に授業の研修用資料の提供や、学校の試験問題見本の作成を行う。
現在は教員から転職して、並にゆとりに働いています。
noteで「少し変わった倫理の指導案」をスライドと一緒に公開しています!
わたしも1年目の時「本当に明日やめてやる」と毎日思っていました。帯状疱疹が出ても出勤を半ば強制され、出勤したら罵られ、馬鹿にされ、陰口を言われてました。
ですが、この取り組みで2年目以降は人間関係は解決しました。ですが、実践してわかります。これは最終手段です。
ではなぜそんなものを紹介するのか
理由は2つです。
- 「自分らしく働くためにはこれを断てばいい」が、わかるから
- 「自分らしくなくていいから、先輩とうまくしたい」という人もいるから
わたしの記事を読んでくださる人には、前者が多いのでしょう。それぞれの人に向けて、本記事を読むことで得られるものをまとめます。
とはいえ後者の人は、本当に苦しんでいることと思います。いっそわたしのように転職するのも1つの手だと思います。意外とできちゃうものですよ。
自分らしく働きたい人が本記事から得られるもの
自分らしく働きたいと思っている人にもメリットのある記事です。
現在、自分らしく働けていないという人は、何かしらの原因があります。そして、その多くが先輩との人間関係にあります。
先輩に気をつかってとか、周りに合わせてとか。
そんな悩みをもつ方にとって、この記事はやってはいけないチェックリストになります。早く帰るためには、自分時間を確保するためには、ここに書いてあることをしなければよいのです。
本当に人間関係が不安な人が得られるもの
春から教員になる人もいるでしょう。スタートダッシュは大切です。そして多くの教員が人間関係で苦しんでいます。(周囲の反応より)
ちなみにわたしは1年目に1度だけ会議に遅れ、それからはあいつは遅れると言われ続けました。
先輩は遅れるけど、若手は遅れてはだめなのです。こんなシビアな世界で生き抜くために、働きやすさは大切です。
その働きやすさを作り出すのが人間関係にあります。私が実際に働いてみて、ベテラン先生から言われたこと、実践したことをもとに、記事を書いています。
これを実践すれば、先輩やベテランからは気に入られ、働きやすくなるでしょう。
本題に入る前に最後の忠告
わたしは教員としてこれらを実践してきました。
ですが、本当にオススメはしません。
公立教員は初任なら4年、他は6〜8年で異動があります。スタートダッシュでついた印象はその数年付きまといます。
新しい勤務地では「自分らしく働いて欲しい」と切に思います。その理由も記事中で書いていきます。1つ例を出すならば次のよう。
天秤(てんびん)
・自分のプライベート時間をとりますか?
・嫌われ内容働きやすさのために、自分の時間を捨て職場に残りますか?
よくよく天秤にかけて、行動に移してください。自分らしくか、働きやすく、か。
ではみていきましょう。
先輩・ベテラン教員とうまくやっていく働き方「5選」
ここから本題に入ります。早速いきましょう。
部活動の顧問をする
部活動の顧問はすべきです。最近Twitterでは顧問拒否がわだいになっています。ですが、現場では顧問をしない若手は煙たがられます。
そのため、部活動の顧問はした方が働きやすくなります。
部活動の顧問をした方がいい理由
なぜ、顧問拒否をしてはならないのか、理由は3つあります。
- 管理職に「拒否を伝える」ことで、管理職からのあたりが厳しくなる
- ベテラン・先輩に「わたしはしている」や、「わたしが若い頃は」と思われる
- 同期がしているのに拒否をすると、比較対象になる
確かに部活動は土日出勤もあり、給料は何時間働いても3000円ほどしかでません。
しかし、顧問をすることで、周りからの信頼は得られ、同僚とも仕事しやすくなるでしょう。
時に部活動なんてなくなればいいのにと、愚痴を共有することができます。人と人とが仲良くなるには、共通の敵を作るのが手っ取り早いとも言われます。部活を共有の敵として、仲良くなりましょう。
自分がその敵となると、一気に働きにくくなるでしょう。
まとめ
部活動をすることで、嫌味を言われず、先輩たちとよい関係性を築ける
check「自分らしく働きたいなら」:
部活動をしないことで、土日も確保でき、早く帰れる、そして部活動業務がなくなり働き方改革にもなる
自我をなくす
自分の意思は捨てましょう。働いていると「もっとこうした方が効率いいのに」と思うことが多々あります。ですが、その意見は口に出さないようにしましょう。
先輩、特にベテランの先生はアドバイスを嫌う傾向にあります。日々「先生」と呼ばれ、指摘されることが少ないため、我々若手には長いモノに巻かれる働き方が求められます。
「わたしの頃は」「毎年〜」と変化を好まないので、合わせましょう。
先輩の意見には基本的に「そうですね!」と返答し、サッと行動に移すことが、人間関係形成のコツといえます。
まとめ
先輩の意見に反対しない。ベテランは特にアドバイスを嫌う。
check「自分らしく働きたいなら」:
しっかり自分の意見は表現しましょう。表示しない意思はなきものとされます。
また、自分の意見を持たないと、思考力や民間企業で求められる効率化の考え方とは乖離していきます。
人間関係と考え方を天秤にかけましょう。
「さしすせそ」は積極的に使う
先輩やベテラン教員のありがたいお話には「さしすせそ」を乱用しましょう。
一緒に働くのは「先生」なので、教えるのが大好きです。まるで生徒のように教わる態度を示しましょう。
1つ大切なこととしては、思ってなくても言うということです。
先輩やベテラン教員の話で全く役に立たない話もあります。自分の考え方ともズレにズレた話もあるでしょう。それでも、さしすせそです。自我をなくして、口に出しましょう。
まとめ
先輩・ベテラン先生の話には、必ずさしすせそで応える。相手は気持ちよくなり、関係性はうまくいく。
check「自分らしく働きたいなら」:
さしすせその使いすぎには気をつけましょう。これを続けていると、自分の考えをもてなくなってきます。オリジナリティがどんどん失われていきます。
八方美人になる
自我をなくしたり、さしすせそを必ず用いたりと、先輩・ベテラン先生にいい顔ばかりですが、それで大丈夫です。
八方美人を目指しましょう。
特に学校で権力をもっている先生に気に入られると、起案も通りやすくなります。その上、何か起こった時も助けてくれます。
時に矛盾が生じない?
さしすせその言い過ぎで、自分の考えに矛盾が生じますが、気にする必要はありません。
「そういう考え方もあるんですね〜」の略だと思いましょう。
そして問い詰めらたり怒られた場合、他の権利をもつ先生に相談しましょう。
味方はこちらの方が多いです。話を聞いてくれるかわいい若手を守ってあげようの作用を使いましょう。
逃げ道
記事を読んでいて耐えられなくなった人、もういっそ転職しましょう。
世の中は1つの職業だけではありません。私立の学校もあります。働き方改革を進める私立もあります。
まずは転職サイトに、無料登録だけでもしておきましょう。
まとめ
先輩・ベテラン先生の話には、とりあえず同意しておきましょう。いいわけはどうとでもなります。しかし、極端な思想の先生は笑って誤魔化すこと。取り返しがつかない同意になります。
check「自分らしく働きたいなら」:
相手は相手の意見。わたしはわたしの意見で生きましょう。相手のペースで生きていたら、やりたいことができません。ですが、仕事ですのですべきことはあります。起案などは根回しです。事前に多くの先生の同意を逆に得ておきましょう。
朝30分早く出勤し、帰りは10人以下になるまで帰らない
私はこれの朝だけ不可能でした。朝が弱いので。
学校では、「効率化=楽をしている」という価値観がある場合が多いです。
わたしも初任の1年で多くの改革提案をしました。通らないうえに、ラクをしようとしていると評価が下がりました。業績評価は2(滅多なことがない限り3が普通)でした。
勤務時間を長くすることで起こるいいこと
逆に、勤務時間の長さは努力の証とされます。そのため、朝は30分早く出勤、帰りは10人以下になるまで勤務を心がけましょう。
注意点として、早過ぎたり遅過ぎたりはよくありません。勤務時間はデータで残り、管理職の評価に関わります。
つまり、あなたが長時間勤務をすると「管理職の評価が下がる」のです。
人間関係形成に理想的な勤務時間
なので、絶妙なラインを攻めます。「〇〇さん、いつも遅くまで頑張ってるよね」と声をかけられたらベストです。
平均的には8:00〜20:00くらいの勤務時間になるでしょう。テスト作成期など、忙しい時期は周りに合わせて、もう少し残りましょう。
周囲に合わせるテクニック
時に先輩から「〇〇さん、帰らないの?」と聞かれます。これはチャンスです。理想な勤務時間を提案されているも同然です。返答をまとめておきます。
〇〇さん、帰らないの?もうこんな時間よ?
〇〇さん(先輩)はまだ帰られないんですか?
「〇〇さん(先輩)はまだ帰られないんですか?」と聞き返しましょう。相手の様子を探ります。
続き
この返答次第で次の行動が変わります。これも丁寧にまとめておきます。
まだ帰れないのよ…。
自分もまだですかねー。何時ぐらいですか?そこまでは自分も頑張ります 笑
まだ帰れないと返された場合、「自分もまだですかねー」としんどさを共有し、残りましょう。その先輩と仲良くなれます。
さらに、時間を聞き出し、頑張るアピールでそこそこのやる気も見せることができます。
逆に「そろそろ帰れるかな」と返された場合は次のとおりです。、
そろそろ帰れるかなー。
自分もです!
シンプルですが「自分もです!」と合わせて帰ってしまいましょう。早く帰れる上に、相手にも先に帰る後輩の印象を与えません。
朝は早く、夜は遅く。迷った時は先輩に合わせる。これで苦しさの共有ができる。
check「自分らしく働きたいなら」:
相手の時間に合わせて生活しない。趣味やプライベートの時間がゴリゴリ減っていきます。自分の人生ですから、年休や時間は大切にしましょう。
これは自分時間との天秤です。ですが、効果は大きいでしょう。
番外編 先輩やベテラン教員にタメ口を使わない ※これは絶対
時々いるのですが、「タメ口=距離を縮める」という勘違いをしている人がいます。時にツッコむ時にタメ口が出るならまだしも。
日常から先輩にタメ口を使うのはやめましょう。
周囲から「なんであの人先輩にタメ口なの?」と思われ反感をかいます。また、常識を疑われ「あの人とは感覚が合わない」とせっかく積み上げたものがパーになります。
自分らしく働きたい人も、絶対これは守ってください。
総まとめ
まとめます。先輩やベテラン先生と良い関係を築き、働きやすくするテクニックとして5つ紹介しました。
- 部活動の顧問をする
- 自我をなくす
- 「さしすせそ」は積極的に使う
- 八方美人になる
- 朝30分早く出勤し、帰りは10人以下になるまで帰らない
- + 先輩やベテラン教員にタメ口を使わない
ただ、何度も言います。わたしはこれをオススメしません。
実践してみての感想ですが、本当にしんどいです。どんどん自分が自分でなくなっていくような感覚です。
ですが、自分が何を重視するかでしんどくない人もいます。自分の時間やしたいことがないという先生には辛いと思います。
しかし、もう何より人間関係が苦しいんだ!という先生には実践してみる価値はあるかもしれません。
一度この沼にハマると、印象はなかなか変わりません。頼みやすいと思われて仕事も増えます。
もし実践するなら、覚悟を決めてください。
それでもしんどいなら、転職しましょう。実際にわたしも公立教員から転職しました。
私が登録していた大手転職サイトを載せておきます。時間はかからないのでさっと登録しておきましょう。
大学生の皆さん、まだ間に合います。学生は可能性に満ち溢れています!こんな働き方したくない!という方は、民間企業の就職活動もしておきましょう。
今回は、本当の最後の手段として、働き方を提案しました。参考にしてほしくはないですが、ずっと先生をつづける!天秤の結果する!という先生は参考にしてみてください。
noteで「ちょっと変わった倫理の授業」を公開中
倫理の授業がつくれない…
よく言われます。地歴公民の教員でも一番担当したくないのが、「倫理」です。
そんなみなさんのために、そのまま使える指導案とスライドを公開しています!
働き方について他にも記事を書いています。
転職って教員はできるの?ってよく言われます。できます。だってわたしがしているから。
でも、どうせなら楽しく働きたいですよね。授業が少しでも楽になったらと思いませんか?楽しくなったらと思いませんか?
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学校で先輩との人間関係に悩んでいる
春から先生になるけど、先輩やベテラン教員とうまくやっていけるか不安