教材としてマンガを用いるメリット|マンガは授業で使えます!生徒が深く学べる秘密があります。

ゆとりんり

教材として漫画を使うか迷っている。
教材でマンガを使う効果が木にあっている。
マンガを使う授業って?

本記事では、という人たちの悩みに答えていきます。

筆者の紹介

私もマンガを読んで倫理の授業が激変しました。私の経歴を紹介しておきます。

本記事を書いた人

ゆとりんり:
新卒で倍率100倍の民間企業に就職後、教員に転職
教員採用試験の採用枠1枠に1発合格(働きながらの完全独学)
県に授業の研修用資料の提供や、学校の試験問題見本の作成を行う。
現在は教員から転職して、並にゆとりに働いています。
noteで「少し変わった倫理の指導案」をスライドと一緒に公開しています!

「マンガ×倫理」の記事を書いたりしています。googleで「呪術廻戦 倫理」で検索してみてください。わたしの記事が出てきます。

こちらにまとめていますので、また読んでみてください。

結論

早速ですが結論です。

マンガは授業で使えます。

むしろこれから、教材として授業でマンガを使う人が増えてきます。是非、この記事を読み、時代を先取りしてください。

本記事では、マンガが教材として使えるという根拠マンガを授業に用いるメリットをまとめていきます。

マンガが教材として使える根拠

ここからは、マンガが授業で使える根拠を1つ1つ示していきます。根拠は大きく4つ。次の通りです。

マンガが授業で使える根拠
  1. 現代っ子は文字が苦手
  2. 知識の活用法を示すことができる
  3. 変化した新入試への対応
  4. 興味をひく

具体的に解説していきます。

1.現代っ子は文字が苦手

現代の子どもは文章の理解が苦手です。幼少期からゲームに触れ、感覚で捉えることを得意とし、文字を読む機会は減っています。

しかし、学校で使うのは教科書。感覚で捉える子どもに、文字メインの教科書はマッチしません。ですが、マンガならば「文字+描写」で見せることが可能です。生徒の理解を促すことが可能になります。

ポイント

マンガは文字が苦手な現代っ子に、視覚的に情報を伝えることが可能。理解を促すことにつながる。

実際に授業でマンガを取り入れたところ、説明少々でも簡単に理解してくれました。さらに、のちの授業で振り返ったときに、あのときのあれだと覚えている生徒が、増加しました。

2.知識の活用法を示すことができる

勉強が何の役に立つのか生徒は日々感じてます。答えるのも難しいですよね。これを簡単に示せるのがマンガです。

ポイント

マンガは「勉強が何の役に立つのか」を示すことができる。

マンガのキャラが、授業で学んだことと同じことをしている。これだけで活用のイメージができます。

生徒は意味のない事が大嫌いです。

「この場面でみんなならどうさっきの知識を使う?」など、発問も効果的です。知識の活用は勉強の目指すところです。マンガを使い、知識を活用を意識させましょう。

3.変化した入試への対応

共通試験は知識を活用する力が求められています。

例えば倫理だと、会話文の中で思想家の思想を選ぶ問題など、単なる知識が問われる問題から変化しています。

新入試の対策として、「授業冒頭から試験問題を授業でする」となると堅苦しい授業になります。

「マンガの次のシーンを、学んだ知識から考えてみよう!」といった、知識の活用を意識した授業は、新入試対策としては最適です。

先の知識の活用でも伝えましたことですが、マンガは共通試験対策の入り口です。

ポイント

「マンガの登場人物なら」「このシーンにこの考え方を用いるなら」など、生徒が想像しやすい状況をマンガはつくることができるため、知識の活用がしやすくなる。

実際にマンガを用いた授業をパワポと一緒に発信していきます。noteアカウントをお持ちの方はフォローしてお待ちください。(パワポは無料ダウンロード可能です)

4.興味を惹く

なんといってもこの効果が1番でしょう。そもそも、こどもは楽しくないと勉強をしません!

かといって、自分で勉強に楽しさを見出すのはレベルが高い。最初は楽しみに気づかせてあげる必要があります。

マンガを授業に用いて、見た目だけでも楽しさを与えてあげましょう。

実はすごく大事「見た目理論」

かつての”先生”

人は見た目で判断してはいけません。

とはいうものの、かっこいい人でなければ話しかけようと思わない。なんやかんや、かわいい人に目が奪われる。ってありますよね(笑)。

そうなんです!見た目って中身を知るのに大事な要素なんです!

わたしは言いたい。

ゆとりんり

まずはマンガで入口を作ってあげるのも大事です。

マンガを使う注意点

生徒に自由に扱わせると、歯止めが効かなくなる恐れがあります。マンガを授業に使う際には、使い方に十分気をつけましょう。

無料でマンガがネット上に溢れていますが、法律で禁止されているのでそちらも十分気をつけましょう。

著作権関連について

基本的に「学校で授業として使う場合」や「試験問題」として用いる場合は問題ないことになっています。気になる方は、こちらの記事が分かりやすくまとまっていますので、ご覧ください。

他にも、「アル」というサイトでは、「使えるコマ」が紹介されています。著作権が怖い方は、こういったサイトから使っても良いと思います。

マンガ教育は時代を変える

求められる力は、知識型から知識活用型へと変化しています。マンガは知識の活用のイメージを簡単にする意味でも、時代を変えうる教材です。

「マンガ=悪」の時代はオワリ。マンガ教材を使って、時代の最先端に立ちましょう。そして授業を変えましょう。

授業で使えるマンガもまとめていますので、一読してみてください。

マンガで、教育を変えましょう。

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倫理の授業がつくれない…

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