なぜ行かないんだろう?
国をあげたお祭りみたいに、テレビもそれ一色だし、
参加できるのに…
と、これまでは「行かない理由」を探してきたけど
よく考えたら、こっちなのかもなぜ、人は選挙に行くんだろう?
分野:公共・政治経済(政治参加と選挙)
テーマ:人が選挙に行く理由はなんだろうか?
目標:選挙に行く、ハードルを下げる

本記事では、noteの「変な指導案を書きまくる(ゆとりプラン)」で公開した指導案の内容を読み、授業スライドもダウンロード可能です。
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ゆとりんり:
新卒で倍率100倍の民間企業に就職後、教員に転職、今はゆる民間人
教員採用試験の採用枠1枠に1発合格(働きながらの完全独学)
県に授業の研修用資料の提供や、学校の試験問題見本の作成を行う。
現在は民間企業に転職し、裏方として教員をサポートする仕事をしています。
noteで「少し変わった倫理の指導案」をスライドと一緒に公開しています!
本記事の内容(押すとジャンプします)
まえがき
参議院議員通常選挙が始まりますね。
神奈川区の有権者アンケートで、参院選に「関心がある」と答えた人の割合が90%を超えたそうです。10代では100%だったそうで。
昔から選挙は好きで、投票権を持っていなかった高校時代も、選挙の速報番組は親が嫌がってもみていました。
なんか、自分が国を動かしている感じがして楽しかったんですよね。
ただ、30代になって、いまだに選挙には行かない、「だって興味ないから」「だって、よくわからないから」という友人もいます。
ずっと、なんで行かないんだろう?と思っていましたが、逆転の発想で、なんで私は行くんだろう?の授業を作ってみました。
導入
今年の選挙は、三連休の中日?

実体験、というかこういう人は多いのではないでしょうか。
今年の選挙は3連休の中日ということもあり、ジレンマが生じています。
リアルに直面しがちな問題をそのまま、問にしましょう。
選挙に行くと、旅行にはいけない。旅行に行くと、選挙にいけない。
どちらを選ぶか。

大人になると、友達と旅行なんて滅多にいけないのに…

あなたは、友達と旅行をとりますか?選挙に行きますか?
私はどうしたらいいですか?
展開1
今回の選挙を確認しておこう

今回は、衆議院選挙か、参議院選挙か、前提を確認しておきましょう。
使い回せるように、一応両方のスライドを用意しました。(都度修正して使えます)
選挙の授業といえば、「重複立候補とは何か」「ドント式の計算方法」「拘束名簿式とは」など、用語の確認になりがち。
難しいから、選挙には行かない!とはなってほしくありません。(結構います…意外にも)
ですが今回の授業の目標は、「投票のハードルを下げる」なので、わからないから行かないを、下げるように投票者側として最低限必要な知識程度にとどめました。

とはいえ、受験的にも重要な知識ですので、確認の時間を別授業で用意してもよいと思います
人はなぜ、選挙に行くのか

投票率の低さをニュースで見て、こんな人多かったのではないでしょうか。
「なんで選挙に行かないんだろう?」って思うこと。
でも、改めて考えてみると、最もわかりやく考えやすい題材がそこにいるではないか。自分です。「考えた先に、自分がいる」まるで、デカルトです。
自分も含めて、「なぜ人は選挙に行くのか」。考えるべきはこっちなのかもしれません。
他者について考えてもわからないことはたくさんあります。自分事の方が考えやすいのではないでしょうか。

なぜ、人は選挙に行くと考えますか?
展開2
数式で、投票に行く理由を考えてみよう
この授業の本題です。
これまでよくあったのは、どんなものがあったら、選挙に行きたくなりますか?といった系の授業。
どんなものがあったら、といっても、どの場面において…など、観点は多様です。

極端な話ですが、施策どうこうではなく、
「投票日当日晴れていたら…」という人もいるかもしれません。
そこで、もっと具体的に選挙に行く理由を捉えるべく、ある数式を使った授業にしたいと思います。
それがこちら!

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本授業のターゲットは…
自分の一票では何も変わらないと思っていそうな生徒です!